3月24(土)、25(日)行われた陳主席指導の「札幌講習会」に協会準指導員山崎陽三さんと二人で参加してきました。その模様をご報告します。

私たちは格安の「札幌フリー3日間」を利用し24日の午後の部から参加しました。陳先生には事前にお話しておりましたが、この講習会の責任者である 小平孝夫氏(日本武術太極拳連盟理事、同連盟北海道・東北ブロック理事長、北海道太極拳連盟理事長、日中友好センター理事)から陳先生の愛弟子として紹介を受けました。陳先生は「今回の受講生はこれまでの講習会で一番のみ込み早く感心している。」と言っておりました。内心先生が珍しいことを言うなと思っておりました。
60名弱の受講生でしたが、全く初めての方は殆ど居ないで、三分の一位が各連盟の教室の指導員、大会の審査員、資格試験の検定員で大半の参加者がその門下生とのことでした。後で分かった事でしたが、道連の指導陣が三年程前から企画を練り、陳先生のことを知り、今回の開催となったようです。
先生は講習の中で、陳氏太極拳を競技と違う自由さ、全ては丹田から四肢の先端の先まで、形に捉われずに、個性を出して、常に意識を持って等を強調しておりました。25日の正午までの日程でしたが、最後に習得した四正を二回繰り返し終了しました。
24日の終了前、山崎、高橋の二人が四正を通して表演し、先生が四正、一路、活歩の一部を表演、その後私たち二人が活歩の一部を表演。先生が再び、発勁を多く取り入れた套路を表演しました。参加者の感嘆の表情がまだ目に残っております。広い立派な体育館が一人の表演者の気迫と発勁により唸りを発しながら動いているようでした。終了後の普段の柔和なお顔のこの落差!!
今回の講習会は前記小平孝夫老師と沢谷 進老師(函館市太極拳研究会理事長。道伝統太極拳養生法研究会代表幹事、道武術太極拳連盟会計監事)の招致活動と道太極拳関係者の行動力の賜物だったと思います。また是非受講したいとの参加者の熱望とそれを受けて一年に一回は実現したいとの主催者の締め括りの挨拶がありました。先生も再会を楽しみにしていると応えておりました。陳主席がこの講習会を北海道於いて行う事により陳氏太極拳の大きな足跡を残したことは確かです。これを契機に大きな輪となって育つことを願うのみです。
文 高橋郁男


(2007.03.31)